2012年8月14日火曜日

南三陸町志津川にて-ACTアライアンス総幹事ジョン・ドゥナ氏の東日本大震災被災地訪問記(その3)


福島県南相馬市の放射能被害地域をあとにしたドゥナ氏一行は進路を北に向け、昨年の津波で甚大な被害を受けた宮城県の南三陸海岸へと向かいました。 

南三陸町志津川地区で一行を出迎えて下さったのは中澤竜生牧師(基督聖協団西仙台教会牧師)です。中澤牧師は東北ヘルプ理事会の一員でもあり、昨年三月以来、特に志津川地区住民の方々のために粉骨砕身のお働きを続けておられます。

三陸海岸の多くの市町村と同様、南三陸町でも津波防災対策は万全のものと思われました。 しかし、袋小路のような地形の故に一部の地域では最大遡上高(津波が到達した最も標高が高い地点)が40メートルに達するという全く想定外の事態となりました。

志津川では津波によって全建物の80%が破壊されました。このため住民の方々の大半は住まいや職場を奪われ絶望的な状況に陥ったのでした。




職員の遠藤未希さんが最期まで住民に避難を呼びかけた南三陸町志津川防災センター跡。 津波はこの建物の屋上にまで達し、生存者はわずか3名でした。

(NCC-JEDROスタッフ ディビッド・マッキントシュ  翻訳:外崎孝)

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